4月 232016
 

ドイツ人がドラギECB総裁にしつこく迫っている。本日読んだ日経のFT特約記事によると、ドイツ人は「金融緩和政策に強く反対し、ECBの金融刺激策の中でも特にマイナス金利政策の導入について、ドイツの預金者を圧迫し、過激政党の台頭を促し、同国の金融機関に負担を強いていると批判」というのだが、記事には「ドイツの金融機関が苦しんでいるのは、主として同国の規制や特有の事業モデルのせいだ」とも書かれている。

ドイツ人は「ECBの政策にもっとドイツの意見を取り入れることを求め、次の総裁はドイツ人にするよう要請」しているそうなのだが、そこまでいうならさっさとドイツはEUを脱退して、マルクに戻せばいいだろう。そしてマルク高にすればすべてマルクおさまる。

 

4月 222016
 

ブルームバーグが「(日銀による)金融機関に対する貸し出しに対しても、マイナス金利の適用を検討する案が浮上」と報道し、この日、ドル円相場は大幅な上昇となりました。

記事の筆者の一人日高正裕氏は、このところ日銀関連の記事を出すたびに相場が大荒れとなっており、ネットで注目を浴びているようです。

来週、4月27日・28日には日銀の政策決定会合が行われ、28日に記者会見があって、基本的見解が話されることになっています。要注意ですね。

4月 212016
 

ブルームバーグの記事によると、投資家の一部がソフトバンク取締役会宛てに、取締役の一人、アローラ氏の内部調査を要請したそうです。株主の名前や保有株数は未公開らしいです。

調査要求項目は以下の通り

  • 利益相反(グーグル在籍時の2007年から務めるプライベートエクイティ(PE、未公開株)投資会社シルバーレイクのシニアアドバイザーに関連)
  • 過去に不適切な行為に関与した可能性
  • 経営判断のまずさ

アローラ氏は昨年8月に同社株600億円相当を購入すると言っていたそうで、すごいお金持ちですね。
今年2月15日にソフトバンクは自社株買いを宣言して、株価は30%ほど上昇しました。アローラ氏の入社からは、株価は約20%下落しているとのこと。
利益相反を指摘されている別会社のシニアアドバイザーの役職ですが、「こうした二重の役割はソフトバンクの利益を損なう形でシルバーレイクを利する」恐れがあるそうです。