ドイツ人がドラギECB総裁にしつこく迫っている。本日読んだ日経のFT特約記事によると、ドイツ人は「金融緩和政策に強く反対し、ECBの金融刺激策の中でも特にマイナス金利政策の導入について、ドイツの預金者を圧迫し、過激政党の台頭を促し、同国の金融機関に負担を強いていると批判」というのだが、記事には「ドイツの金融機関が苦しんでいるのは、主として同国の規制や特有の事業モデルのせいだ」とも書かれている。
ドイツ人は「ECBの政策にもっとドイツの意見を取り入れることを求め、次の総裁はドイツ人にするよう要請」しているそうなのだが、そこまでいうならさっさとドイツはEUを脱退して、マルクに戻せばいいだろう。そしてマルク高にすればすべてマルクおさまる。