ブルームバーグの記事によると、投資家の一部がソフトバンク取締役会宛てに、取締役の一人、アローラ氏の内部調査を要請したそうです。株主の名前や保有株数は未公開らしいです。
調査要求項目は以下の通り
- 利益相反(グーグル在籍時の2007年から務めるプライベートエクイティ(PE、未公開株)投資会社シルバーレイクのシニアアドバイザーに関連)
- 過去に不適切な行為に関与した可能性
- 経営判断のまずさ
アローラ氏は昨年8月に同社株600億円相当を購入すると言っていたそうで、すごいお金持ちですね。
今年2月15日にソフトバンクは自社株買いを宣言して、株価は30%ほど上昇しました。アローラ氏の入社からは、株価は約20%下落しているとのこと。
利益相反を指摘されている別会社のシニアアドバイザーの役職ですが、「こうした二重の役割はソフトバンクの利益を損なう形でシルバーレイクを利する」恐れがあるそうです。